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2024.05.09
その他
人物クロッキーの取り組み
受験科の朝は人物クロッキーから始まります。
クロッキーとは速描ともいい、素早く形をとらえるトレーニングです。
受験科の昼間部では、制作のはじめに準備運動として毎朝取り組んでいます。
クロッキーのやり方はそれぞれ。(そもそも、絵の描き方には正解はありませんからね)
画家の作品を見て「どういうふうに形をとらえてるんだろう?」と研究しつつ、自らの制作に活かします。
写真の日は素晴らしく天気が良かったのでアトリエの屋上に上がって自然光の元、クロッキーをしています。
アトリエよりも大きく体を使ったポーズをとってモデルをする生徒の一人を囲んで、遠近様々な場所からクロッキーをしています。
また、アトリエぱお己斐教室は広電西広島駅から直線で伸びた道路の突き当たりの三叉路にあるので、この日はみんなで屋上の柵に並んで実際の街を使ったパースについても勉強しました。
4階にあたる屋上からの視点と、地上に降りてからの視点。
視点がどのように変化するのか頭で考えることも大切ですが、実際の街並みのパースを使って学ぶことも意義のあることです。
目に映る人体や街をどのように2次元平面に落とし込むか、生徒たちは毎日毎時常に勉強です。
継続は力なり。一年経ってクロッキーがどのように変わるか楽しみですね。