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2024.04.21
その他
雨でも楽しめる芸術~浅原先生の(緊急)おすすめ映画情報&展覧会のご紹介
浅原先生の(緊急)おすすめ映画情報
おはようございます。こどもクラス講師の浅原です。
本日は毎年恒例の、野外制作イベントスケッチツアー「原爆ドーム」コースの予定だったのですが、残念ながら雨天中止となってしまいました。
ここ数年は晴天が多かったので、きっと私の行いが悪かったのでしょうね。みなさんごめんなさい。
朝から原爆ドームモードになっていた皆さんに申し訳ないので、今日ドームでお話ししようと思ってたおすすめ映画情報を急遽アップいたします。
(つまり本日中止のLINEを送ってからすぐにこれを書いているわけです)
雨といえば映画です。
映画館まで観にいくもよし、配信などでお家で観るもよしです。
☆まずは子どもも大人も楽しめる作品から。
「この世界の(さらにいくつもの)片隅で」片渕須直監督。
https://konosekai.jp/
広島出身の、こうの史代さんの原作漫画を元に制作されたアニメーション作品です。
NetflixやAmazon 、Disneyでも配信中です。
主役のすずさんの声をのんさんが演じていますが、これがもう本当に存在する人にしか思えない。
コトリンゴさんの音楽も見事に物語を盛り上げる。
とにかく登場人物たちのリアリティがすごくて、本当にそこにいたようにしか思えないのです。
これは監督の執念の取材によるもので、制作前には1、2年間ほぼ毎週末広島に来て入念な取材をされたそうで、登場するエキストラみたいな人たちまで名前が特定できるレベルだそうです。
そこまでの徹底取材が物語のリアリティを支えてるんですね。
舞台になるのは、江波、草津、紙屋町、呉などの馴染みのあるところで、すずさんは絵が好きな女性なので実は劇中で原爆ドーム(当日は産業奨励館)の絵を描くシーンがあります。
ぜひドームに行った時にでもここからだと場所の特定をしてみてくださいね。
(しまった、もう相当な文字数を使ってしまった・・)
そして中学生以上大人向けは今絶賛公開中の作品ですから、映画館行きましょう。
「オッペンハイマー」クリストファーノーラン監督。
https://www.oppenheimermovie.jp/#modal
こちらは今年のアカデミー賞で7部門受賞したので、聞いたことのある方も多いのでは?
原子爆弾の生みの親と言われるアメリカの科学者、ロバートオッペンハイマーの半生を描いた作品です。
本来なら昨夏に公開される予定だったのですが、諸事情により半年遅れの先月から公開されました。
ニュースにもなってましたが、とにかく賛否両論な作品です。
ネタバレしないようにあまり書けませんが、広島人は絶対に観ておくべき映画だと思います。
なにしろアカデミー賞7部門受賞ですから、世界中の人々が観る作品です。
特に若い人は今後海外に留学したり住んだりする可能性が高いので、その時に話題になるかもしれません。
HIROSHIMAから来た人間が何も言えないのはちょっと恥ずかしいので、押さえておきましょうね。
ちなみに八丁座では来週まで35㎜フィルム上映もやっています。
映画ではありませんが、
☆ひろしま美術館では
「フィンランドのライフスタイル 暮らしを豊かにするデザイン」展をやってます。
こちらも素敵な展覧会です。
https://hiroshima-museum.jp/special/index.html
また中区立町のトーヨーキッチン広島ショールームでは刀川先生の作品展示もやってます。
そうだ、広島そごうでは「ひつじのショーン展」も今日まででした。
原爆ドーム近く(エディオン本店と原爆ドームの間ですよ~)のLギャラリーでは、藤田薫個展。
こちらも見ごたえあります!
https://www.hiroshima-lgallery.com/exhibitions-1/cover
スケッチツアーは残念ながら中止になりましたが、せっかくの日曜日、お出かけして鑑賞したり、お家で配信とか観て、雨の休日を楽しく過ごしてくださいね。
追伸:ひろしま美術館、そごう広島は、ほぼ地下道で繋がってますし、トーヨーキッチン、八丁座、Lギャラリーも地下外出口から出て100メートルくらいなので、ほとんど傘ささずに全部回れてしまいますよ。
淺原